
父が栗拾いに出かけて行きました。
そして、昼過ぎに意気揚々として帰ってきましたが、その栗の量にビックリ
( ゚Д゚)
肥料袋に半分もあります!
7~8本ほどの栗の木の元に、立派なイガに入った栗が沢山落ちていたそうで、
「とったどー」って感じに、父は少し興奮気味でした(笑)
長靴の両足でイガを左右に割って中身の栗を取り出すのが本式の取り方、らしいです。
ほんとかいな。
食べる分だけ分けて、と言われ、ザルに大盛りいただきました。
栗の甘露煮とマロングラッセの違いは?

さて。
どうやって食べるか。
子どもの頃は、ただ茹でた栗をそのまま食べましたよね。
固い皮をむくのも、まどろっこしく、
歯でグリグリ皮を引きちぎって中身を出して食べた思い出があります。
ほとんど野生児ね…
いつでも食べられるように、
保存が効く甘露煮を作ろうか。
甘露煮を検索すると、マロングラッセも出てきます。

マロングラッセ。おしゃれ。
そもそも、栗の甘煮とマロングラッセってどう違うの?
マロングラッセは横文字だけあって、ブランデーが入ってるのですね。
ああ、そうか。
モンブランの栗は、そうそう、洋酒ぽい味がしますものね。
今回、台所にあるものだけで調理したかったので、私は甘露煮を作ることにしました。
栗の色をキレイに出してくれるというクチナシの実だけ買ってきました。
ご近所のスーパーで、178円。

私の作った甘露煮の作り方をご紹介
甘露煮に、クチナシを入れる?入れない?
クチナシは、クチナシの実を乾燥させたものです。昔から染料や料理の色付けに使われて、あざやかな黄色になるため、栗の甘露煮を煮るときに入れたりします。
甘露煮の色々なレシピを見ると、クチナシを入れる、入れない、両方のパターンがありました。
実際どうなのでしょう?
私が初めて作った甘露煮を見るて思うのは、初めからクチナシは入れなくても問題ないのでは?と思います。
それよりも、火加減に注意することが甘露煮を作る大きなポイントのように感じました。
何度か作ってみて、火加減のコツがつかめたら、色づきのきれいな甘露煮を目指すのがいいと思います。
栗の甘露煮は手がかかる

苦労したのは、1晩水に漬けた栗の皮を包丁でむくときです。
これがなかなか大変。
栗は小さくて固いので、包丁を持つ右手、人差し指の内側に、
包丁の背があたり、指が痛い!
栗を3つむいたらもう嫌になり、私はあっと言うまに飽きました。
渋皮が面倒くさいんですよね~。
結局、ちょっとづづしかできなくて、1日ががりになり、栗たちを煮たのはその日の夜に。
栗の甘露煮はとにかく火加減がポイント
田舎料理なのでね、割と適当です。
砂糖と水と水あめを使いました。
作り方をいくつか見ましたが、栗を煮るとき、
煮立たない程度に、という説明がどれにもに書かれてありました。
でもね、
皮をむいているとき栗が本当に固いものですから、
つい、そのアドバイスを無視して煮たら、、やはり見事に煮崩れしました。

煮る前は超絶固い栗は、火にかけると割とすぐに柔らかくなります。
見た目にだまされてはいけません!
煮るときの火加減は本当に大事です。
出来上がったものを、ガラス瓶を熱湯消毒して、ビン詰めしようと思っていましたが、
綺麗な形で残ってくれた栗が数えるくらいしかない。
残念…。
それで、やめました。
家族で食べることにしました。
拾ってきた父は喜んでくれたので良かったです。
食べるときは一瞬ですよね(笑)
食べるとホクホクとしておいしく出来あがっていました。
手作りのおやつは、添加物が一切ないので安心。
おいしさも倍増です。
まる