29歳のクリスマス

クリスマスといえば「29歳のクリスマス」を思い出す。
1994年。
バブル期の少し後にフジテレビで放映されました。
そのころ、私はまさに29歳。
ハマらないわけがない。
マライアキャリーの「恋人たちのクリスマス」が聞こえてくると思い出します。
脚本は鎌田敏夫さん。
★俺たちの旅シリーズ
★金曜日の妻たちへ
★男女7人夏物語など有名なドラマ多数です。
主演は山口智子。
柳葉敏郎。
松下由樹。
おねだりお姉さまの水野真紀も可愛かった。(友達にはなれないタイプでしたけど)
ある日を境に同じ家で暮らすことになる3人の、仕事と恋愛に迷いながらも体当たりしていく様子が見もの。
3人の掛け合いも見ていて楽しかった。
それぞれの恋や友情。
やりたい仕事と女性であることの不利。
不倫に格差恋愛。妊娠。
そして、あくまで自分主義の3人が気持ちいい
仲の良い友達の恋愛を見ているかのような空気感を肌で感じることができたドラマ。
高視聴率もうなずけます。
彼女らの選択の積み重ねを、自分ならどうする?
なんて考えながら見てしまう。
その余韻が一週間続くのです。
典子が出会った御曹司(仲村トオル)と恋愛の行く末も気になったけれど、
特に、典子の友達の松下由樹演じる彩の恋愛。
不倫。
不器用で、もどかしくて、でも彩の心情は見ていてすごく分かってしまう。
好きになったのだから、仕方ない……。
でも、奥さんと別れると言う相手をは彩は許せない気持ちにもなって……。
はずみで友人の賢(柳葉敏郎)と一夜を過ごしてしまう。
そして、妊娠して……。
おもしろかったなあ。
そして、ドキドキしたなあ。
若かったなぁ。
上司を殴る典子同様、私もなんも怖い物なかったなぁ。
そんなころがあったんだなあ。
何を選んでもいい。
両手いっぱいに選択肢があったころ。
それが若さよね。
もしかして、
あれから26年たった!?(思わず電卓で計算した)
もう、典子や彩の母親の歳だね。
不倫はいけません!って言うしかない年齢。
クリぼっち
クリぼっちって、可愛い言葉。響きがね。
クリスマスは恋人と過ごすもの、に対して、一緒にすごす相手がいないことを「クリぼっち」といいますが、すっかり定着した感じがあります。
でも、言葉が出始めたころより、人混みで背中を丸めるような悲壮感はないように思います。
一人のクリスマスを楽しんでいる人は大勢いるはず。
それに、今年はコロナで人とコミュニケーションをとるにも距離がいる。
それならそっせんしてクリぼっちがいいよね。
自分から自分に何でも好きなことをしていい時間をプレゼント。
考え方で、最高の贅沢なのでは?
今、クリぼっちなら
もし私が今クリぼっちなら何をするか考えてみました。
現実的にできることなら、
☆東京タワーを見に行く。
スカイツリーじゃダメなんです。ここが昭和。
☆有馬記念を見に中山に出かける。
泊りがけで行ったら楽しいだろうなあ。
☆ココとペットと泊まれるホテルに車で行って泊まる。
温泉付き!
ここまで書いて気が付いた。
どこかに行きたいんだ、私。
へえ。( ゚Д゚)
普段、主婦しているせいでしょうか?
我ながら、以外でした。
自分をおもてなし
私は何度か自分のブログで話していますが、自分に優しくしたり幸せな気持ちで心を満たすことはとても必要なことだと思っています。
自分と、自分の心を大切にすると、周りも大切に思えるようになるからです。
自分なんて、とか、私なんて、とか。
そういうふうに自分が自分の味方でなくなると、どんどん心がしぼんできて、色んなことが上手くいかなくなるような気がする。
過去の自分がそうでしたから。
だから、もし、自分を好きになることが苦手な人がいたら、今年はクリぼっちをして練習してみたらいいと思うのです。
自分が今疲れていると思うなら、疲れがとれるようなことをしてあげる。
食べたいものを食べて、寝たいだけ寝てもいいし。
何か一つ、自分に買ってあげてもいい。
自分をおもてなし。
すると。
気分が上がります。
私は自分大好きなので、おもてなししっぱなしです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
まる